2024年03月30日

やっと出てきた小林製薬

もう16年も前になるけど、小林製薬は虫が好かんと書いてたのよね →こちら

「あったらいいな」がキャッチフレーズだったけど、「なくてもよい」程度でやめとけば良かったね。
亡くなった方がおられるほどの害を出すなんて、誰も責任とってくれない市販品は怖いね。
posted by ねぇ at 12:26| 長野 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会の疑問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月24日

脳卒中後の経済的な問題(1)

手術は無事に終わりました。
あとは、本人の身体の回復とリハビリへのやる気次第です。

挿管中から車椅子に座らせます。
私はそんな姿を正視することができません。挿管しているだけでも痛々しくて、両親をICUに残して退室してしまいました。術後2日目、抜管できました。まだ脳梗塞、水頭症、肺炎などリスクはありますが、病棟へ移動です。

この頃、職場の方に様子を見に来ていただきました。同時に、職場での病欠扱い、休職の扱いについてお知らせいただきました。とてもありがたかったです。当面の間、家計を心配する必要がないことは分かりました。
関係各所への連絡も、早々にしました。学会関係は連絡先がわからないので、職場や同期の方を通じて連絡を入れました。この同期の方々が、その後も折に触れ連絡をくださり、私を支えてくださいました。

問題は、住宅ローンでした。
休職手当で払えそうでしたが、気持ちにそんな余裕はないし、そもそも、復職ができるのかどうかも分かりません。その状態で現金を減らすことには大きな抵抗がありました。

銀行と連絡を取り始めました。1年間、ローンの条件変更として利息のみの支払いにしてもらいました。
この手続きには本人の確認が必要で、病院まで銀行から2人の方が主人の様子を見にきました。

結果論ですが、この条件変更の期間が終わる前に復職したので、当面のローンの心配はなくなりました。
けれど、多くの家庭が定年以降もローンを組んでいるのではないでしょうか?
我が家もそうで、52歳から77歳までローンを組んでいます。障害を持った身体での再就職は本人は希望していますが、なかなか難しいのではと考えています。そのために、定年までにローンを返しきるように家計を見直さなければなりません。

そんなことを考えている時期、私は手が震えて買い物ができませんでした。
お金に強い友人たちから、「まずは家計簿つけてから、考える」と言われ、それに習うことにしました。

続きは、次回

posted by ねぇ at 14:55| 長野 ☀| Comment(2) | 脳卒中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月23日

脳出血の手術へ

救急搬送されたところまではこちらに書きました。

19:45 発症
20:30 救急病院到着

医師からの説明は、左完全麻痺。右被殻出血36ml+α(30ml以上は手術適応)
手術のメリットは、出血量を抑える(出血が増えると、呼吸が止まる)、麻痺の改善が望まれる。

私からの質問は、
「歩けるようになりますか?」 →Dr.は首を振る
「車椅子に乗れるようになりますか?」 →Dr.は首を振る

うーん、困った。
でも、このままだと2時間で呼吸が止まる。ただし、手術中に呼吸が止まることもある、Dr.からの説明。

うーん、うーん、困った。
でも、本人は1秒でも長生きしたいというポリシーだし、手術を断る理由がない。一応、実家に同意をとって、さらに主人の職場の人に相談に乗ってもらい、手術をお願いすることにした。

22:10 手術室入室
明朝 5:15 手術終了

医師からの説明;出血は止まった。9割は取れた。足(の回復)は厳しいだろう。意識の回復までに1週間ほど。

9:30 目を開ける
12:00 両親と面会。4兄弟が日本中から集まってくれていた。

発症から一睡もできなかった私。
晩御飯食べてなかったからとコンビニで買って来たのが、なぜかいつも食べる赤飯おにぎり。なんでこんな時に赤飯食べてるんだろう。泣きながら赤飯おにぎり食べた。

義弟が車を出してくれて、自宅の片付けに帰った。昨夜のテーブルがそのままだった。
淡々と片付けるのが、悲しかった。

主人の職場に電話して、高額医療や病気休暇の手続きをした。

さあ、リハビリの始まりだ。

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2022年03月22日

脳出血発症のその時

脳卒中発祥のその時、
主人は、知人である大学生と食卓の準備をしていました。そこへ私がお風呂から上がってくると、テーブル脇でモソモソしている主人がいました。「どうしたのー?」と声をかけても無言で、ソファーへふらふらと向かいました。座った主人は完全に左麻痺でした。

どうしよう、まずい


心の中で、現実を受け止めなきゃと思いつつ、スマホを握りしめました。

警察は110番だから、119にかけなきゃ


大学生には帰る準備をしてもらい、私も外出できる準備に。その間、主人はソファーに置いてけぼり。バイタルなんか今更測っても仕方ないと思ったけど、よく考えたら、素性に備えた方が良かったな。

救急隊が来た頃には、私はダウンジャケットを片手に準備万端。でも、何度も主人の生年月日を確認される始末。焦ってたな。救急隊がバイタル測ってるんだけど、そんなことより一刻も早く病院に連れてってくれーという心の声。

幸いに、搬送先はすぐに見つかり、ひと安心。

病院に到着。実家に一報を入れる。報告しなくても済むくらいであって欲しいという気持ちがあるけど、現実はそうではないだろうと。

どれほど待っただろう。病状説明に呼ばれた。

MRIを見た瞬間、足が止まった


明らかな脳出血。部位はわからないけど、否定しようのない脳出血だった。

つづきは、次回。

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2022年03月19日

訪問理容サービス

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今日は訪問散髪に来てもらっています。

退院して困ったのは、理・美容院や歯医者がバリアフリーかどうかを調べることです。
階段があっても手すりが使えれば上がれるけど、「手すりは右ですか?左ですか?」なんて細かいことまで聞いているとキリがありません。電話で問い合わせて行けそうだと思っても、些細なことで施術台に辿り着けないこともあります。

理容室もその一つです。
幸いにも、我が家の住んでいる自治体では、要介護1から要介護5までの認定を受けて入れば、請求することによって訪問利用サービス利用券というのが発行されます。利用には、カット代3000円と出張費相当(我が家は640円)は自己負担ですが、外出のバリアを感じることがないので、来てもらっています。

とても気が楽です。
ちなみに歯医者は申し訳程度の手すりがあり、待合室の段差もなんとか上がれるので、今は通院しています。ですが、加齢とともに身体に合わせて土足でウォークインできるところを探さないといけないなぁと思っています。

posted by ねぇ at 11:40| 長野 ☔| Comment(0) | 脳卒中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月10日

復職するための服装の準備

復職しての1年間。通勤が大変でした。

何事も時間がかかります。
着替え、洗面、身支度、全てが1.5倍ほどの時間がかかります。そのために、いくつか工夫しました。靴下は時間がかかるので、前日の夜から履いて寝る。ジャンパーのジッパーは、リフォームショップで目の荒いものに付け替えてもらいました。

職場までは片道2時間かかります。
4時半に起きて、駅まで車椅子で15分。帰りに自宅に到着するのは、定時帰宅で7時半です。平日に入浴する時間の余裕はありません。平日はシャワーのみにしてもらいます。

職場復帰するにあたり、大変だったのは、総ゴムのパンツ探しです。
職場ではスポーティーな服装が不釣り合いなので、スラックスを探さねばなりません。高齢者向けの通販だと、体型が合わなかったので、セシールで買い揃えました。あと、夏はユニクロで揃えました。

ジャケットも着て行きたそうにしているので、探しました。条件は、伸縮性のあるもの。デパートでBOSSにはいくつかあったのですが、ユニクロの感動スーツを試着してみたら自分で着れそうだというので、こちらを購入。

秋冬に便利なのは、ベストです。
下着などがうまくパンツの中に入っていなくても、ベストさえ整って入れば隠せます。何より、長袖の重ね着は不可能です。だから、ベストだとそれを解決できました。丈が長めをおすすめです。

1年目は本当に長袖ポロシャツ+ジャケットを着ていくのが精一杯だったのですが、2年目に入り、マフラーや手袋、帽子といった小物を身につける余裕がでてきました。

今は3月。季節の変わり目。
暑いからと言って上着を途中で脱ぐといったことは不可能なので、洋服選びには気を使います。

それでも、雪の心配をしなくてもいいので、春は大歓迎。
posted by ねぇ at 14:51| 長野 | Comment(0) | 脳卒中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月09日

脳卒中後の復職

ご無沙汰です。
我が家の大黒柱が脳出血に倒れたのが2020年1月。あと2時間で死にますというところからの復活だった。
半年入院してリハビリ。手術創から感染して硬膜外膿瘍を発症し、頭蓋骨を外したり、入れたりで1年に3回手術を乗り越え、本格的に自宅に戻ったのは発症から1年後でした。

2021年1月。慣れない装具をつけて、何度も勤務先に通勤の練習に通いました。

そして復職したのが2021年2月。
駅で見送る時、胸がつぶれそうでした。

初めての週末、外食しました。
でも彼は、ずっと泣いていました。思い通りにいかないことがたくさんあったのだと思います。

それからは、約1キロの家と駅の往復は車椅子にすることにしました。もし家に車があったなら、車で送迎してるだろうし、気にすることはないよと、友人が後押ししてくれました。

脳卒中後、問題となるのは高次脳機能障害です。もしそれがあったとしても本人に自覚がないとしたら、頭は元気で身体が思うように動かないことですジレンマが大きいです。

我が主人は幸いに、数百メートルは歩ける。それで通勤に支障はなし。ただし、手の麻痺があるので、仕事の内容には制限がでました。長年の研鑽で培った術者としての仕事を諦めるのは大変だったと思います。

でも、違う形で後進の指導にあたることもできるし、病院経営に関わることやできます。

彼の最終目標は、「脳出血になって良かったと思えること」です。

ぼちぼち、近況を書き綴ろうと思います。
posted by ねぇ at 14:11| 長野 ☀| Comment(0) | 脳卒中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

住宅改修

旦那ちゃんが帰宅する前に、手すりをつけたり、扉を変えたりする「住宅改修」なるものがある。
20万円までの工事は介護保険を使えるので、1割負担、つまり2万円でやっていただける。

寝たきりのおじいちゃんなら、スロープ作るくらいで済むだろう。

旦那ちゃんはリハビリが順調に進んだので、あちこち歩き回る。2階にも行く。したがって、玄関前からトイレ、浴室、階段、2階トイレに至るまで、いろんなところに手すりが必要なのだ。つまり、20万円なんかでは足りない。

我が家の見積額、浴室のドアの交換も含めて40万円!


そのうち、先ほどの20万円は2万円負担
オーバーしている20万円は自己負担


22万円が負担分になる。
まあ、それで、旦那ちゃんが生き生きと生活してくれるなら、いいかと。

どんどん元気になるから、そんなに手すりをつける気しなかったんだけど、ケアマネしている友人から、「この先、年をとるばかりだよ」と助言され、少し多めに手すりを付けたつもり。

立場が変わると、見方が変わるのねぇ。

なぜか昼休みを取らない大工さんが作業中。本日中に終了予定。
posted by ねぇ at 13:37| 長野 ☁| Comment(1) | 脳卒中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

2020年を迎えた我が家のニュース

さて、大変ご無沙汰しております。まどろっこしいことは置いといて、なぜ今、ブログを再開しようと思ったか。それは、夫が脳出血に倒れたからです。
今年の1月、自宅で左半身麻痺が出現し、緊急搬送され、出血量が多いので手術になりました。
幸い、出血は8割がた除去でき、止血もできましたが、脳室への出血は自然治癒を待つことになりました。

今は5月末。どうなったかというと、左半身麻痺と軽度の構音障害が残っています。
歩行は装具をつけて杖歩行なら歩けるようになりましたが、左手は残念ながら機能を回復することができませんでした。

彼が30年にわたり身につけてきた心臓外科医としての手術はできなくなりました。

それはとても、とても悲しいことですが、新しい生き方を模索せねばなりません。

発症からこの間、主人は一言も泣き言や文句を言っていません。ただ、復職することを目標に、リハビリの先生方の指導を信じてついていくのみでした。

そして今を迎え、左手が使えない以外は自分の身の回りのことは自立できています。

同様に脳卒中を経験した人を励ましたい、以前からお世話になっていた人に激変した我が家の様子をお知らせしたく、ブログを再開しました。

個人的に連絡先をご存知の方、連絡ください。
たくさん聞いてほしい話があります。

私たちは元気です。
また、ブログ書きます。
posted by ねぇ at 11:18| 長野 ☁| Comment(0) | ネット生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

引っ越しました

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ご無沙汰です。新居に引っ越しました。
一条工務店のモデルルームに行ってから1年。営業さんにはとてもお世話になりました。一条は1ヶ月の上棟戸数に制限があるので順番待ちになり、1年の月日がかかってしまいました。

でも、そんなことが気にならないくらい、営業さんはマメに連絡を入れてくれました。

新居は90平米。安曇野の家と比べると半分以下ですが、要素は同じくらい詰まっています。
我が家には欠かせない縦格子のアクセント、ウォークインクローゼット、書斎など、コンパクトですが十分です。ちょっと計算違いは、洗濯物を室内干ししたかったのに、スペースが小さかったことくらいかな。お風呂も全体の収納も十分すぎるくらいです。

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この収納は、安曇野の家でも採用したギャラリー収納のキャビネットです。担当さんが覚えていてくれて、一から考えました。やっぱり、プリンター収納と携帯充電用の電源完備の壁面収納は、オーダーならではのパーツだと思います。

そんなわけで、もう引っ越ししません。いや、単身赴任はするのか??いや、させない。などなど、今後の展開は様々あるかと思いますが、これが終の住処となることでしょう。


posted by ねぇ at 09:17| 長野 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ささいな話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする